中学受験の親の悩みQ&A
中学受験をめざす親のみなさんから届く報告、悩み、相談は年間1,000を超えます。ストロング宮迫が答えたものをまとめてみました。

海外女子ゴルフのメジャー大会エビアン選手権は韓国の19歳のキム・ヒョージュ選手がメジャー初優勝、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は20歳の鈴木愛選手が初出場のメジャー大会でツアー初優勝。

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おまけに鈴木選手は大会史上最年少記録を大幅に更新、19歳のキム・ヒョージュ選手は、2012年サントリーレディスオープンでアマチュアながら16歳でLPGA史上最年少優勝記録を大きく塗り替えた選手。

日本にも今年KKT杯バンテリンレディスオープンで、アマチュアながら国内ツアー史上最年少となる15歳で優勝した現役高校生の勝みなみ選手がいます。

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まあ、とにかくゴルフ界では特に女子はドンドン若い人が出てきて、20歳代後半は若手とはもう言えないんじゃないかっていうくらい、それくらい低年齢化が進んでいます。

それだけ早い時期からもうプロ目指してやっているってことですよね。加えて道具の進化あり、教育環境の充実あり。チャンスの機会が大きく開かれた時代になりつつあります。

鈴木選手は全国を母親と自動車で移動、愛車のマーチは1年でつぶしたんだとか。どんだけ走ってんねんということですが、まあ、でも親の協力なし子供たちは試合の転戦はできませんからね

優勝後のインタビューで鈴木選手は

「(車の中では)いつも行きも帰りも寝ていて、お母さんに何もしてあげられなかったので優勝できてうれしいです。ありがとうございました」

と述べたとか。

ただね、同じようにしていても、優勝したり、その後も続けてずっと活躍できる人はほんのわずかです。だから、一生懸命やるにしても、どうやるか、どう考えてやるかが大事なんでしょう。

優勝できてメジャーテビューできれば申し分ないけれど、優勝できなくても、プロになれなくても「やっててよかったねえ」となるようなそういう一生懸命さが求められていくと思います。

これは勉強も一緒。子供たちはみんないろいろな経験はするけれど、そうした経験は「すべて」活かさなきゃもったいない。せっかく時間もお金も労力も使うんだから。

【お母さんからの相談】勉強のやる気がない!受験をやめさせるべきだろうか?

優勝できなくても、自分の道は見つかるし、優勝できなかったことでかえって自らの進む道が開けてくることもあるのは親がよくわかっていることです。

まあ、そのためには全精力を傾けてチャレンジするっていう体験がいるわけなんですが・・・

あなたのお子さん、日々手持無沙汰ってことはないですか? 「小人閑居して不善をなす」です。ガキに暇は毒です。「退屈は死の予告と知るべし」ですな。

【親のノウハウ】中学受験は親の受験。親が変われば、子供も変わります。

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ゴルフのことを書いたのでついでに「親子で勉強をがんばる方におススメな本」以前ここで紹介したものをまとめていますのでご覧ください。

坂田ジュニアゴルフ塾に学ぶ

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その38「子供との約束には、信頼の絆が見え隠れしているものだ」
人と人の間には、約束というものがある。 法律で決められたような約束じゃなく、家族の間で自然と交わされる約束事です。 約束である限り、守らなきゃいけない。

その37「忍耐こそ成功の秘訣なのです」
「誰でも良かった…」、と言う。 最近頻発する、無差別通り魔事件の犯人たちに共通する供述だ。凶悪犯罪は、昔からあった。

その25「どんなときでも緊張を持つというのは大切なこと」
これまでジュニア塾生たちのクラブ競技参加や大人の方との懇親コンペ、プライペートラウンドは許可して来なかった。

書いたのはゴルフの話じゃないですからね。坂田節、泣かずに読めるか、チャレンジしてみてください。